先月ご紹介した、東京都の北区が主催する環境リーダー養成講座、「生き物の視点と人のくらしを考える」。今回は自然と災害の視点で地形を見る新しい切り口の講義にジオラマを活用いただきました。
講座の会場の近くはがけや急傾斜が多い住宅密集地。
地形の災害リスクのひとつである、土砂災害と昔から地域に根付いている植物「潜在自然植生」をキーワードにまち歩きを行い、その後ジオラマで改めて地形や災害リスクの場所を確認することができました。
防災からの視点ではなく、自然から地形と防災を見てみると、災害を防ぐ自然の役割など普段の生活では中々見えてこない発見をする事もできました。
少し視野を広げて日常生活と地形と防災の視点を組み合わせてみると、「防災のハードルを下げる」だけでなく新しい気付きを見つけることができるのかもしれません。