11月25日、「石巻に恋しちゃった」のプログラムの一環として、ヤフー石巻復興ベースをお借りして、段ボールジオラマのワークショップを開催しました。
我々が活動を始めるきっかけともなった震災後の石巻の方々との出会いですが、これまでに女川での開催はあったものの、実は石巻では今回が初のワークショップでした。
大人の方だけだったということもあり、組み立てた後はジオラマを囲みながら、参加者の皆さんに震災当時のことを語っていただきました。
思い出すのも辛いであろうお話をしていただくことが本当によいのか迷いましたが、災害を経験された方々の言葉はとても重く、あらためて当時のすさまじさ、備えることの大切さを感じる機会となりました。
印象的だったのは、皆さんが口々におっしゃっていた「あの頃のことは日にちの感覚がまったくわからないけれど・・」という言葉です。災害の記憶や教訓を、ジオラマを媒介にして思い出し、共有し、次世代へとつなげていく。あの震災から6年以上が経ち、これからこそ、一層そういった場が必要になるのではないかと思います。