3月18日(日)、JR武蔵溝ノ口駅南北自由通路キラリデッキにて、毎年恒例の川崎市高津区主催の防災防犯啓蒙イベント「あんあんフェスタ」が開催され、段ボールジオラマを活用したワークショップを出展しました。
同高津地区の段ボールジオラマは過去3回ほど高津区のマンション、市民団体、自主防災組織の防災イベントで利用されていて、今回は同地区で活躍する「溝の口減災ガールズ」による新しい試みを取り入れたワークショップとなりました。
駅のコンコースの特徴を生かし、通りすがりの短い時間に参加できる「旗立てワーク」。
「住んでいるところ」「よく行くところ」に年代別にカラーリングされた旗を建ててもらいます。
駅の自由通路を行き交う、お子さん連れから年配の方まで、多くの方がジオラマに色のついた旗を立ててくださいました。
築年数の浅いタワーマンションにはオレンジの旗(中学生〜10代)が多く住み、
丸井には比較的年配の方が出かけている…など興味深い分布となりました。
ささっと参加できる減災ワークショップ
旗を立てながら「昔はここに***があったんだよ」と懐かしそうに話す年配の方や、
カラフルになったジオラマを興味深そうに覗きこむカップルなど、通りすがりの住民の方々が関心を持って、短い時間で気づきを得ていらっしゃったように思います。
世代間交流を課題に持つ自治体や組織も少なくないはず。
地域の女性のアイデアで実現した今回の「時短ワークショップ」、大きなヒントになるかもしれませんね。