仙台防災未来フォーラム2019

3.11。あの日この子たちはどこで、何をしていたのだろう? あれから8年、震災の記憶がある子、そうでない子、それぞれにどんな時間を過ごしてきたのだろう?
3月10日、仙台国際センターで開かれた「仙台防災未来フォーラム2019」にて、袋原小学校5年生と吉成中学校2年生の皆さんと一緒に行ったセッション。定員48名のところ、倍以上の約110名の方々にご覧いただき、部屋は熱気であふれていました。
両校とも昨年の秋から延べ10時間以上まち歩きや掲載情報の検討を重ね、自分たちの足で、目で、頭で考えてきた素晴らしい発表でした。大地震や津波などの大きな災害だけでなく、地域に潜む身近な危険を細かく拾い上げたジオラマからは、子供たちのリアルな目線と率直な思いが伝わってきます。発表の言葉や質問の答えからも、今回の取り組みを通じて、防災を自分ごととして捉えてくれていることがよくわかり、とてもうれしい気持になりました。

まちを一番駆け回っている子供たちは、まさにまちの達人。
これからは達人として、防災リーダーとして、自分たちが気づいたこと・考えたことを、周りの人たちに伝えていってほしい。
そしてオトナたちといっぱいまちのことを話してほしいですね。スゴイぜ、子供たち!

袋原小学校の発表

吉成中学校の発表

仙台市中心部のジオラマを使ったワークショップも行われ、親子連れでにぎわいました

廊下には3つのジオラマが並びました

今野梱包さんによる、段ボールを活用した防災・減災の取り組みの紹介

河北新報さんの記事はこちら
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201903/20190311_13008.html