【地域×中学生】横浜市上菅田中学

9月26日、横浜市の上菅田中学校で開かれた地区懇談会にてお時間をいただき、段ボールジオラマを使って防災について考えるワークショップを行いました。
中学生20名、保護者や自治会など地域の方20名強、総勢40名強の方々と一緒に、2時間みっちり、充実の時間を過ごすことができました。
多摩丘陵の南東端にあたるこのあたりは非常に起伏に富んだ地形です。まずは地域の高低差に関するクイズから始まり、その後ジオラマを組み立て、危険そうな場所に目印を置いてもらいます。
なぜそこが危険だと考えたのか・・、そんなことをやりとりしながら、皆で基本的なリスクの知識を共有。その後、「災害から身を守るために、災害発生後に慌てないために、このエリアで気をつけることは?」「そのために、日頃からできることはなにか?」について、グループに分かれて話し合ってもらいました。
ちょうど台風15号の後ということもあり、災害発生時だけでなく、その後の期間に対する関心も高く、活発な議論が交わされていました。
中学生の発表のレベルの高さもさることながら、今回非常によかったと思うのは、中学生と地域の方々とが一緒になって考えることで、それぞれの考え方や知識が交わり、とても活発で発展的な議論になっていたことです。
中学生にとっては自治会など地域としての取り組みやノウハウなどを知り、地域の方々にとっては中学生の頼もしさに触れる機会となり、一緒に取り組んでいくことの意義を双方が実感し、次につながるきっかけになったと思います。
参加された地区の皆さんの意見をまとめていただいた資料と、生徒さんからいただいた感想を掲載させていただきます。
こうした取り組みが多くの地域に広がっていくことを期待します。

地域の方々からのコメント

生徒さんの感想