「パーソナライズド防災研究所」プロジェクト(一般社団法人減災ラボ:神奈川県横浜市、代表理事鈴木光 https://www.gensai-lab.com/、一般社団法人防災ジオラマ推進ネットワーク:神奈川県横浜市、代表理事 上島洋 https://www.bosai-diorama.or.jp/)は、2020年10月、東京23区在住の30・40代男女1,120人を対象に「パーソナリティと日頃の防災に関するアンケート」調査を実施いたしました。
<調査結果のサマリー>
- [Big5理論]を用いた性格特性分析により、対象者の性格を6つのタイプに分類。
⇒「ノーマル」「きまじめ」「大人しい」「わがまま」「ナーバス」「優等生」 - 防災意識が高く、日頃から備えを実践しているのは「優等生」と「きまじめ」タイプ。
「ナーバス」タイプの人は気になって検討はするものの、実施に至っていない傾向が強い。 - 日頃の防災行動を促すきっかけは、①日常の買い置き(ローリングストック)の効用への気づき、②首都直下地震の被害想定の認知、③友人の体験談など。性格タイプや男女によって効果的な“防災スイッチ”は異なる。
今回の調査によって、性格タイプによって日頃の防災意識や行動には差があり、備えを促すことにつながる刺激=“防災スイッチ”にも違いがあることがわかりました。今後これらの知見を活用し、ひとりひとりの性格タイプに応じた防災アプローチや、防災用品の普及・開発などに取り組んで参ります。
無理なく、自分らしく、結果として今まで以上に備えられる社会の実現に向けて、こうした仕組みづくりなどをご一緒いただける個人・法人のパートナーの皆さまを募集しておりますので、お気軽にご連絡ください。