10/20、仙台市泉区の高森小学校でジオラマ授業を行いました。このあたりは1970年代から開発が始まった大規模の造成宅地です。
みんなでジオラマを組み立てたあと、航空写真の変遷を見ながら、一帯がかつては山だったことや何年もかけて開発されてきたことなど、そんな土地の歴史について学びました。
その後はいつものようにハザードマップで・・・ところがこのあたり、ハザードマップで見る限り、リスクらしいリスクがほとんどありません! それはとてもよいことなのですが、本当にリスクはないのか? 子どもたちと一緒に考えてみました。大雨になるとため池の水があふれて周囲が水浸しになっている場所があるということ、断水が起きたら給水所から家まで水を運ぶのに坂の多いこのあたりでは大変になることなど・・・いくつかの気づきが出てきました。
ハザードマップには載っていないけれど、自分の目で見たこと、自分の頭で考えたことをいかせるようになって、真の防災力UPへとつなげていってほしいと思います。
(この授業の様子は当日のミヤギテレビのニュースでも紹介されたとのことです)