その地名の由来は、3つの川が交わるところとも、水の村とも言われる広島県三次市。
12/7-8と、NHK広島放送局の主催による「つくって、見っけ! NHK防災 for school」の授業で三次市立十日市小学校に行ってきました。
上述の地名の由来ですが、ジオラマで俯瞰して見ると手に取るようにわかります。まさに水の町、この3つの川が、古来から三次の人々を度々水害で悩ませてきました。
まず授業では、VRを使って小学校や町の中が浸水した様子を疑似体験してもらい、洪水時の被害を実感してもらうことからスタート。
それから皆でジオラマを組み立て、それを使って地元防災士の田原さんが解説をしてくれました。
大雨が降ると5mくらい浸水してしまうかもしれないこと、家ごとの事情によって避難すべき警戒レベルが変わってくること、避難場所も浸水するため早めに車で高台に避難した方がいいことなど、浸水リスクなどが印刷されたビニールシートを被せられて「立体ハザードマップ」となったジオラマを囲みながら、児童の皆さんも真剣な眼差しで聞いていました。
後半はNHKの気象予報士さんによるミニ講座。予報士の仕事ってどんなものなのか、どんなふうに予想をしているのかなど、楽しくためになるお話がいっぱいでした。
授業後に田原さんと児童の皆さんで実際に川の近くを歩きましたが、ジオラマで全体のイメージをつかむことで、現地での実感もいままで以上に進んだようです。
この授業の様子はNHKの夕方の情報番組「お好みワイド広島」で紹介されました。ぜひこちらからご覧ください。