NHK-Eテレ「ツクランカー」防災授業 in 尾道

6月に尾道市の高須小学校で行われた段ボールジオラマを使った授業の様子が、Eテレの番組「ツクランカー」の特別編として放映されました。

「ツクランカー」がテーマにしているSTEAM教育とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学・ものづくり)、Art(芸術・リベラルアーツ)、Mathematics(数学)の頭文字を組み合わせたもので、「各教科等での学習を実社会での問題発見・解決に生かしていくための教科等横断的な学習」を通じて、「課題の発見・解決や社会的な価値の創造に結び付けていく資質・能力の育成」をめざす教育方針のことをいいます。

段ボールジオラマを通じて私たちが伝えたいのは、危険個所はどこかといった「答え」ではなく、状況を把握して自分で考えることの大切さ、そのための気づきや探求心、まちや地形の面白さです。それは防災だけに限りません。
どれだけ技術が進歩しても、与えられただけのものは本当の力にはなっていきません。そのために私たちはこれからも、まずは参加者が体を動かして自分たちの手で作ること、
「自分でつくる、だから考える」にこだわっていきたいと思っています。

(再放送の予定)8月3日(水)9:38~43<Eテレ・全国放送>