【Rethink PROJECT】もしもフェス渋谷2023

防災週間の9月2日、渋谷でおこなわれた「もしもフェス2023」にRethink PROJECTとしてブース出展しました。「もしも、渋谷で大地震が起きたら。」というテーマのもと、企業やNPO、自治体など様々な団体が参加し、猛暑の中、会場は多くの来場者の方々でにぎわっていました。

ブース内に1mサイズの渋谷のジオラマを2セット用意し、2つのテーブルに分かれて1回15分ほどのワークショップを各8回ほど、計100名弱の皆さまにご参加いただきました。
各回とも「渋谷ってこんなに高低差があるんだね」「だから銀座線は地下鉄なのに外に出るんだ」といった声の中、
①渋谷に隠された川たち
②ゲリラ豪雨や大雨が来たら
③首都直下地震・・・無事でいられるか?
④首都直下地震・・・家に帰れるか?
という4つのテーマから2つを選んでもらい、それについてジオラマとスライドで説明していきます。
①②では、渋谷は地形上水が集まりやすく短時間でも浸水してしまいやすいことや、ゲリラ豪雨時などの対応方法を、③④では渋谷で首都直下地震に遭ってしまったときの直後の対応、帰宅困難者となった場合の対応やそれらへの日頃の備え方などをお話ししました。
完全な正解はなく、まわりの状況確認が大切になること、絶対に駅にはすぐに向かわないことなど、みなさん真剣な表情で質問などもいただき、息つく暇もなくあっというまの2時間でした。

首都圏に暮らす多くの方にとって、自宅や勤め先だけでなく、休日や夜間などにターミナル駅周辺にいるシチュエーションはそう珍しいことではないはずです。そうした状況で被災した時に、あわてず少しでも的確な対応がとれるよう、日ごろの外出時などにも、いろんな場面をイメージしてみるよう心掛けてみてください。