横浜市子どもアドベンチャーカレッジ2023

横浜に事務所が移転してから4年、念願のこの企画にようやく参加することができました。
夏休みの小学生向けに教育委員会が主催して協力企業の企画・運営で実施されているこちらの取り組み、今年は8/16-17の2日間にわたって、42の催しが行われました。

われわれ防災ジオラマは8/17の午前と午後の2回実施。計24名の定員枠にご応募いただいたのが200名弱とビックリ感激。当選された各回12名の児童とその保護者の方々に事務所にお越しいただき、段ボールジオラマを使って関内の地形のうつり変わりを体験していただきました。
今回の企画として我々が準備したのは、横浜関内の土地の変遷を再現できる特製の段ボールジオラマ。
集まった子どもたちも興味津々です。

まだ何もない入江に砂嘴(「横浜」)ができるとろから、吉田勘兵衛による新田開発の埋め立て(「吉田新田」)、開港にともなう出島化(「関内・関外」)と埠頭や運河の発展、関東大震災の瓦礫を埋め立ててできた山下公園、戦後の運河の埋め立てと地下鉄、高速道路の開通など、時間の経過を追いながら、その時の横浜の地形と、なぜそうなったのかという時代背景を辿っていくと、子どもも大人も「なるほどそうかー」とナットク。
※地形の変遷の再現について、詳しくはこちらをご覧ください

最後にできあがった現代のジオラマを使って、地形と災害の危険性についても考えました。
自分が危ないと思う場所に付箋を貼っていき、その理由を説明してもらいます。その後ハザードマップと見比べながら、どこにどんな危険があるのかを学びました。

お手伝いしてくれた学生サポーターさんもとても素晴らしく、子どもたちとのやりとりや最後のまとめの会の進行など、バッチリおこなってくれました。

来年はもっと広い会場で人数を増やしてできるといいなあ。