水害の教訓をつなぐ ~秋田市~

1月19日、大雪明けの秋田市でジオラマ授業を行いました。

今回のジオラマ授業は、主催/秋田魁新報社、共催/イオン東北、後援/国土交通省 東北地方整備局 秋田河川国道事務所、秋田県、秋田市という皆さま。秋田駅にほど近いイオン秋田中央店で午前と午後の2回、それぞれ30名ほどの皆さんが集まってくださいました。

ご存知のように秋田駅周辺では、令和5年の7月の大雨で大規模な浸水被害がありました。
参加者の方々も自宅が浸水したという方が何人もいらっしゃり、「あれ以降、防災のことが気になって・・」という方も多く、スライドやジオラマでその時の浸水状況を振り返っていると、皆さん当時のことをありありと思い起こされているご様子も。
駅の東側は明治の終わり頃までは水田だったことや、水害に限らず土砂災害などこのエリアの災害リスクついて、皆さん熱心に耳を傾けてくださいました。


その後国交省の方から、現在進められている対策やマイタイムラインの活用方法などについて、最後にイオンさんからも防災グッズなどのお話しがありました。

あのようなことが再び起こらないに越したことはありませんが、こうしたリスクは秋田市だけでなく、全国の多くの地域が抱えています。今後ますます増える想定を超える大雨や短時間での大雨に対して、私たちは地形を見ながら様々に創造力を働かせておく必要がありそうです。